通明小学校同窓会 通明小学校同窓会

同窓会からのお知らせ

「思い出を語る会」の開催

令和4年4月30日(土)午後1時から、通明小学校の多目的教室で「思い出を語る会」が開催されました。
 


この催しは、150周年記念事業の1つで、在校児童に通明小学校の歴史をわかり易く理解してもらうことを目的とした「マンガ記念誌」の制作にあたり、より当時の状況を詳細に把握・再現が出来るようにと、戦中・戦後に通明小学校に在学されていた9名の皆様にご協力を頂き、企画実施いたしました。

新型コロナウイルスの感染拡大により、何度か開催日の延長等を余儀なくされましたが、ようやく開催を実現することが出来ました。
当日は、マンガ記念誌の制作をご依頼したアニメーション演出家・監督であり、本校OBの宮尾佳和さまに遠路茨城県よりご出席を頂きました。

(写真右が宮尾さま)


出席者の皆様からは、事前に下調べ等をしていただく中、当時の貴重なお話をたくさんお聞きすることが出来ました。
・5年生の時に地蔵峠に1泊2日の遠足に出掛けた。ものすごくきつかった。
・南校舎の横の敷地で下駄スケートをした。
・疎開により児童数が増えて、1クラス60名近いときがあった。
・シラミ退治のため頭から消毒薬を掛けられた。
・夏の体育の時間に千曲川で泳いだ(男子はふんどし、女子はブルマ)
・劇団たんぽぽは、篠ノ井に疎開していた女優の小百合葉子さんが結成した。たんぽぽ保育園の名前の由来。
・食べ物がなくて、桑の実、グミの実、蜂の子、イナゴ等を食べた。
・給食で出された脱脂粉乳が美味しかった。
・篠ノ井駅で米兵からもらったチョコレートが抜群に美味しかった。

また、当時の貴重なお写真等のご提供もいただきました。




皆様の思い出話が尽きることはなく、熱を帯びた会は当初予定の2時間を30分以上超過しました。
最後に、通明小学校の校歌を聞きながら、記念撮影をして終了しました。

貴重な体験談をお話しくださった9名の皆様、また、開催運営に関するご支援、会場準備等のご協力を頂きました高野校長先生、齋藤教頭先生、本当にありがとうございました。

皆様からのお話を参考にさせていただき、よりよいマンガ記念誌の制作に取り組みたいと思います。